訪問時に家族の同席は必須でしょうか?
同席は必須ではございません。
施設に入所されている患者様や患者様と同居していないご家族様に関しましては、同席をご希望される場合につきましては事前にご連絡いただければ、訪問時間等を連絡差し上げます。
どうすれば在宅医療を受診出来るのですか?
医療機関への通院が困難になった方やご自宅での療養を希望される方であれば基本的にどなたでも受診可能です。まずはお電話でお気軽にご連絡下さい。
ご連絡は患者様、介護者の方、ケアマネージャーさん他、どなたからのご連絡でもかまいません。
担当医が初診で訪問する前に、当クリニックのスタッフがご自宅等にお伺いして当クリニックのご説明や保険証類のご確認、患者様の現在の状況や、それまでのご病気のことなどをお尋ね致します。
患者様が入院中の場合は病院へお伺いしてご相談をお受け致します。
その時に初診の日時をお決めして、後日当クリニックの担当医がお伺い致します。
初診時には患者様、介護者の方とご相談の上、診療方針を決定します。
どれくらいの頻度で訪問診療してくれるのですか?
一般的には担当医師が2週間に1回程度診察にお伺いしております。
病状にもよりますので患者様及びご家族様と医師とのご相談の上スケジュールを作成致します。1ヶ月2回よりご相談を承っております。
定期訪問日以外に具合が悪くなったらどうすればいいですか?
24時間365日対応しておりますのでご安心してお電話下さい。
状況をお伝え頂き適切な対応を致します。
患者様の症状によっては当クリニックの担当医師や連携訪問看護ステーションの看護師等が訪問致します。
対応エリアはどのようになりますか?
こちらの対応エリアマップをご覧下さい。
訪問先としてどのような所がありますか?
介護施設や個人の居宅に訪問します。
介護施設の種類としては、有料老人ホーム、グループホーム、サービス付高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム(条件あり)など、多岐に渡ります。
1日に訪問する施設はどれくらいですか?
施設に訪問の場合は、午前1施設、午後1施設の合計2施設を訪問するパターンが多いです。
居宅の場合、5件~多くて10件に訪問することになります。
どのような疾患の方が多いですか?
認知症・神経難病、悪性腫瘍、脳血管障害、糖尿病、高血圧症などを診ることが多いです。
高齢の患者さんのみならず、様々な年齢層のがんターミナルケア、障がい者の方の診察をすることもあります。
在宅診療はどこまで診るのですか?
慢性疾患の患者さんの管理はもとより、急性疾患の場合も直ぐに病院へ送ることはせず、多くの場合、在宅で治療を行い、末期患者さんの場合は、看取りも行います。
IVH、持続皮下注、人工呼吸器などの管理・治療も行います。
多くの場合、先生や医療機関の考え方が診療方針や内容に影響しますので、その辺りをよく理解されることをお勧めします。
訪問先へは1人で行くのでしょうか?
1人で行くことは稀です。多くの場合、ドライバーもしくは看護師が同行します。
コール対応の負担はどれくらいでしょうか?
夜間や休日などのコールは当直医が受けたり、コールの1次対応を他職員(コールセンター)が行うなどの対応を行っている医療機関も増えておりますので、昔に比べて負担は大幅に軽くなっているといえます。
在宅医療は未経験ですが、大丈夫でしょうか?
研修制度やサポート体制が整った医療施設も多いため、未経験でも不安なく携われるケースが増えています。
在宅訪問診療と往診に違いはあるのですか?
在宅訪問診療は、退院などから長期的計画を立て、それに基づいて定期的に患者様宅へ伺います。
この長期的で計画的な診療をご自宅で行うのが在宅訪問診療です。
一方往診は、患者様の求めに応じ、その都度患者様宅へお伺いすることです。
在宅医療を始めると今までかかっていた先生から遠ざかるようで不安です。
在宅医療を始めても、今入院・通院中の病院との縁が切れることはありません。
今までの病院とは後方支援病院として、いざという時や複雑な検査が必要な際など、優先的に入院・検査をしていただける体制をお願いしています。
訪問日以外に体調を崩した場合はどうしたらよいのでしょうか?
当クリニックでは、最初の訪問時に緊急時の連絡先をご案内しています。
不意な発熱やいつもと様子が違うなと感じた際は、必ずこちらへご連絡下さい。
お電話の内容から医師が判断し、電話でのご指導や必要に応じて看護師が訪問させていただきます。
緊急・急変時には、救急車を呼び、近くの救急病院の受診をお勧めしております。
在宅医療の時に家族も診察をしてくれますか?
ご家族の方も診察できます。具合の悪いご家族の方がいましたら、在宅訪問診療時にお伝え下さい。